2020.08.31

初の有料配信ライブで新曲を初披露!
そして!本日、その2曲の配信がスタート!MVも公開!!

8月27日(木)、大黒摩季自身初となる有料オンライン・ライブが行われた。8月にスタートした新しい配信プラットフォーム LINE LIVE-VIEWING で開催されたライブの会場はビルボードライブ東京。
本来であれば、この8月には昨年も開催した“アレサ・フランクリン追悼ライブ”を行う予定だった大黒にとって思い入れのある会場だ。

第2次感染拡大が続くコロナ禍で、不安な日々を過ごす人たちにパワーを届けたい!自宅だからこそ、一緒に思いっきり歌って踊って楽しんで、委縮したハートを解放して欲しい!と企画されたこのライブ ... ステージ上には各メンバーごとにアクリル板が置かれ、スタッフは全員がマスクとフェイスシールドを装備し換気と消毒を定期的に行い、厳重な感染防止対策の中で行われた。

ツアーでお馴染みのレギュラー・メンバーとともに、「あなただけ見つめてる」「夏が来る」「熱くなれ」「ら・ら・ら」「Anything Goes!」といったヒット曲はもちろん、JAZZ界の奇才TOKU、ヒット曲「Always」で名をはせたPOPアーティスト光永亮太、ラテンの貴公子・當間ローズをゲストに迎え、本日配信開始となる新曲「Dee Dee Dee Dee Deeper Love ~ 恋のソーシャルディスタンス feat.當間ローズ ~」「Pray for you ~ 7月のélégie ~」もライブ初披露された。アンコールも含めて15曲2時間を超える1年ぶりのライブに、ネット上では「摩季さんカッコいい💕コロナになんて負けないぞ〰️ ✊️」「マキさんの歌は人を元気にする力がある‼️色褪せない‼️」「摩季ちゃんのおかげで現実忘れられます^^」「コンサートにますます行きたくなるー😭」「生で聞きたい~~っ!!😆」「パワー貰って、明日も張れます!!💪」などチャットも大いに盛り上がった。

そして、いよいよ本日、その新曲2曲の配信がスタートとなった。ブラジル生まれ日本育ちで、モデルや俳優もこなす期待の若手ラテンポップ・アーティストの當間ローズをフィーチャリングした「Dee Dee Dee Dee Deeper Love ~ 恋のソーシャルディスタンス feat.當間ローズ ~」は、大黒摩季のキラー・チューンともいえるラテン・クラブサウンドに乗せて、極プラトニックな真夏の恋を濃厚&セクシーに歌ったラブソング。このコロナ禍において恋愛のチャンスが生まれにくい情勢と、それをむしろ“ 触れたら負けのLOVE GAME 極プラトニックしましょう ”とポジティブに転換し濃厚なラブストーリーにしてしまうのはネガポジ変換の奇手、大黒摩季イズムともいえるだろう。「最高の現実逃避をして欲しい。」と甘い恋のイリュージョンを描きあげた。

配信ライブでは、アクリル板を挟んでの、2人の情熱的でセクシーなダンスは、今となっては夢の様な艶やかなビーチリゾートへと誘い、Dee Dee Dee Dee~と連呼されるPOPなフレーズには誰もがTryしたくなるようなキャッチーな手振りもあり、デュエット曲の少ない昨今、カラオケなどでも盛り上がるに違いない。振付けは全て當間ローズが行い、大黒もこの日の為にボクササイズをはじめトレーニングとダンスレッスンを猛特訓し、今年のスローガン“ 50th/50try ”の一つ「ラテンダンスを身につける♥」を無事クリアした♪ 本日同時に、大黒摩季YouTube公式チャンネルには、ミュージック・ビデオのショート・バージョンが公開されている。ビデオにも當間ローズが出演し、セクシーなラテン・ダンスを披露、大黒摩季との絡み映像を通して、触れられないからこそ燃え上る情熱的なプラトニックLOVEと五感をくすぐるSEXYな目線の送り合いは必見!

また「Pray for you ~ 7月のélégie ~」は、大黒にとってこの7月は、忘れられない忘れてはいけない月という。長く降り続いた令和2年7月豪雨、普段ならいの一番に飛んで行ってボランティアなど直接手助けに行く大黒だが、このコロナ禍において「 祈るしかできない 」その無力感と被災地への想いが溢れ、「 君を守って 」と深い願いを放つようにこの曲は生まれた。そして、自分にとって光の様な存在であった人が突然天国へと旅立ち、またも胸を締め付けられ、涙はこんなにも体にあったのかと思う程泣き続けたという。その声にならない想いをフリューゲルフォンで奏でたのが大黒が切なさの天才と呼ぶTOKU。そして、その深い悲しみを啓示として誰もを抱き留めるような包容力を持つ魂のバラード曲となった。配信ライブでも、ボーカルに寄り添うようにTOKUのフリューゲル・ホルンが美しく、切なく会場に響き渡り、その音色がまた大黒摩季のナイーブな声を引き出し新たなる扉をいくつも開けた様に思えた。

新曲を音源で聞く喜びはアーティストの思いを受け取ることだが、LIVEで生演奏されることでまた育ち感じる人の心に触れ浸透し共に生き始めるのだと、リリース前にして感じ取れたプレミアムLIVEと言えるだろう。

「 私を生かしてくれた社会に恩返し 」と、3月からこの8月31日まで6ヶ月連続で配信リリースによる新曲発表を行い、また中止となったライブ開催日ごとに全20本の生配信を行い、コロナ禍で疲れ、ストレスの溜まった人々の心にエナジーと愛を一途に送り続ける姿は、“ 逆境の時こそ大黒摩季“ と言わんばかりに、頑張るすべての心を抱擁する深い癒し、その底知れぬポジティブ・エナジーはどこから湧いてくるのか。その原動力を知りたい気持ちにさせるタフな50歳から目が離せない。まだまだエンターテインメントにとっては厳しい状況が続く中、むしろ大黒摩季が率先して挑む“withコロナ”のもと、全国の音楽ファンにどこまで行けるか!毎月連続配信リリースや、リアルなパワフルLIVEを届けてくれることを期待したい!

■Live Member
Guitar:原田喧太
Bass:徳永暁人(doa)
Keybord:柴田敏孝
Drum:平陸
Sax:竹上良成
Chorus:原田由佳
Manipulate:下田泰基
Guest:TOKU (Flugelhorn)
當間ローズ (Vocal)
    光永亮太 (Vocal & A.Guitar)