WE ARE THE LOVE ~ dedicated to J & L ~

よく人の心の持ち様を、足し算、引き算で語られるけれど

『 別れ 』は割り算

『 出会い 』は掛け算

なのだと思う。

私は、レスリーと再会するまでの日々は
身を切られるほどの鮮烈な『 別れ 』によって日々
割り算を繰り返し、とうとう無駄のない素数になっていたように思えます。

無駄がないというのは、遊びやトキメキ、寄り道など
恋のきっかけとなる “ のりしろ ” “ のびしろ ” のないシンプルで
無菌状態の様な、よく言えば「 真っ新 」、悪く言えば「 無機質 」な
悟りの境地、無風な精神状態だったように思えます。

故に、まっ白なキャンバス状態だったからか、
『 出会い 』そのものが、自分に色があった頃よりも一層鮮やかにカラフルに
眩しく感じたのだと思います。

その『 出会い 』ひとつは、大きな流れの中の一点だったとしても
その人ひとりのブレーンや影響は、プリズムのように放射線状に放たれているもので
今回のWE ARE THE LOVE ~ dedicated to J & L 〜の撮影チームとの
『 出会い 』は、いくつもの魔法と奇跡を呼び、新たなる『 出会い 』を
無数に呼び込んだ。音の方も同じに、YoheyというそもそもROCK&POPな私と畑違いの
Club系&HIP-HOP系、アンダーグラウンドの自由表現に根差し、
一匹狼的な鋭利な刃物的なギリギリの美学の持ち主と深くクリエイトする度に
また新たなナチュラル且つ精密な輝く音との『 出会い 』の掛け算が巻き起こった。
今は、彼と音で戯れるのが楽しくて嬉しくてしょうがない。
見るものすべてをおもちゃにしてしまう、子供同士のように戯れ続けている。

當間ローズ君もそう。私には縁遠いファッションや演技、持って生まれたナショナリズムから
生まれる感性とブレーン、日本人には決して得られはしない倍音によって、
私も自分の音だけではない総合的な “ 美しさ ” や “ 色 ” “ 鮮やかさ ” を
取り込むきっかけを貰えたり。

レスリーというシナプスが、様々なジャンルのタフなHeartを繋いでゆく。

レスリーもまたジョシュアという眩いシナプスによって、揺るがないPUREな愛を知り、
家族という脈々と繋がり広がってゆく強固なシナプスを得て、昔わたしが出会った頃より
何百、何千、何万倍ものForceを得たように思える。
今の彼は地球をも愛で繋ぎ、小さな子供の瞬く希望を包み守り、彩るオゾン層の様です。
その大きな愛の地球で共にクリエイトし、喜怒哀楽を共に分かち合い、自分でも想像がつかない
ほどの、胸を張って名曲と呼べる作品を生み出せた喜びは例えようのないものです。

つまり大黒

最高に幸せです♥

そこまで言いきれたことはこれまでありません。

私はやっぱり恋愛は別世界で、音楽の出来如何で心も変わる
本物の音楽馬鹿なんだと自覚しました。

私に最上級のインスピレーションと音を生み出させてくれた
レスリーとジョシュアに心から胸いっぱいの感謝と敬愛を込めてー。

WE ARE THE LOVE ~ dedicated to J & L 〜

もう一度 愛からはじめよう

MAKI OHGURO



『WE ARE THE LOVE ~ dedicated to J & L ~』10月28日(水) 配信リリース!