SISTER💄SISTER🌹SISTER💋
未来って本当に面白いものですね☆彡
若い時は自信がなかったから、何が起きるのか不安で未来が怖かったりしたのに、今はワクワクしちゃう。
ちょっとした偶然から、出会いから、新たなトキメキが生まれてドラマが転がる。
本人なのに生配信のカラオケバトルで、荒牧ちゃん&翔子ちゃんにまさかの4連敗するとは思ってなかったし(笑)。一回くらい勝ちたいからと、無観客ライブに誘ってネットユーザーに採点してもらったりちょっと汚い勝負をしかける自分に出会ったり(笑)。自己紹介から始まる歌詞を書くのもデビューして28年目にして初めてですし(爆)。
そもそも私の歌を音楽をこんなに愛してくれて、歌ってくれることはこよなく幸せなことで。今までは自分がいつも追いかける側でいて、例えばユーミンに直接ご挨拶できただけで泣いちゃったくらいのものが、まさかのライブに呼んで頂き、コーラスは勿論一緒に歌えた時の死んでもいいくらいの喜び、憧れやリスペクトする人と同じ舞台に立てる感動は、頑張ってきた自分への最高のご褒美でもあり、認められたという実感はその後のモチベーションを相当アップさせ、自分を信じる力、つまり『 自信 』をくれる。
彼女たちが、共に歌うだけで涙してくれたり、二人が抱き合って喜ぶ姿や、それは歌や音楽に妥協せず風当たりが強くても曲げずに来た自分が間違ってはいなかった、と肯定されたのも同じ。光栄&幸せ極まりないこと。
二人と深く話す機会が増えてある時、「 摩季さんの曲で歌うのが夢です!いつかヨロシクお願いします!!!」と二人は、少女の様な瞳で言ってくれました。
私は最近、「 いつか 」という言葉が嫌いです。
50歳となり未来が少なくなってることにはたと気づき、思ったことはすぐやらないとやりきれない、うっかり忘れてしまう、チャンスは作らないと待ってはいられない、そんな風に生き急いでいます(笑)。この希望的観測フレーズは明るく爽やかに言われる程、なんだかていよく後回しにされてるような、叶える気がないような卑屈な気持ちにもなります(笑)。だから、彼女たちがこよなく可愛く愛しくて、しかも4連敗するほど技術力も高くて、歌手としても女性としても貪欲なこの『 今 』を、今、残したかったのです。
最初は遊び心で、頭から1番いっぱいまではものまねしちゃって貰って、2番からそれぞれを出して行こう!とはじめた歌入れでしたが、ハモったりパートを入れ替えるうちに私も影響されて、今度は私が二人に似てきて(爆)。
皆さんがカラオケでわかりやすいように、メインVocalと上下のコーラストラックにしてあるのですが、そのそれぞれのトラック内で私達相当入れ替わってるんです(笑)。MixしながらYohey君と自分たちも誰が誰だかVocalシートみないとわからなくなるくらいに、3姉妹まるで血がつながってる本物のSistersになってたのです☆彡
このジャケットを撮影してくれた写真家レスリー・キーさんもまた、素敵な魔法をかけてくれました♪まるで世界的なファッション誌『 VOGUE 』の1ページの様に、三人でひとつの絵画のように撮ってくれたおかげで、あの時からこの二人が“ ものまねアーティスト ”から “ アーティスト ”の顔になったのだと思います☆彡
実は、私、ツアーもあったので歌詞と歌詞ハメが撮影までに間に合わず(苦笑)、歌入れ前に撮影しちゃったのですが、むしろそれが良かったと思っています♪レコーディングに来た荒牧ちゃんも翔子ちゃんも、それまで私を追いかけてくれている人ではなく、歌い手としてガンガン立ち向かってきたし、強い輝きのある瞳だったから。
勝負ってね、真剣に戦わないとつまらないんですよ。
気を遣い合ったり、譲り合ったりって、もう既にそこからしがらみや関係性に心が負けてるんだと思うのです。
私達かなり本気で戦ったと思います♪
荒牧ちゃんの正確なピッチとどんなオーダーに応えられるスキル、ミドルも裏も地声もスムーズに出せる完成度。
翔子ちゃんの何で?!ってくらい高音にいくほどパワフルになる声帯の強さとインナーマッスルの柔軟さ、性格温和なのに歌はROCKしてたり。私、また二人に負けたくなくて(笑)彼女たちには出ないでしょうね~って声を生み出しましたよ♪それが俗にいう、『 化学変化 』。
そして歌入れ~コーラスダビング~写真撮影~MV撮影とまあ、鬼スケジュールでしたけれど、最後の最後にまるで野球でいう “ 助っ人外国人選手! ”のように、突然現れたコレオグラファーのKazuki君には本当にキュンキュンでした♥。懐かしい昭和のアイドル振りくらいしか出てこない私達が、ちょっとしたご指導とアイディア、踊れない人たちが踊れそうで中々格好よく見える振りに短時間で作り変えていっちゃうなんてやっぱりプロフェッショナルは魔法使い。最後は私達、ドリームガールズ☆彡
夢が一つ叶ったら、また一つ二つと夢は育つもの。
二人の歌手人生の踏切板になれたら嬉しいです。
もうさすがに新型コロナウィルスに翻弄される毎日は飽き飽き、辟易ですよね?
どうにか新たな楽しみを見つけて、発散したいですよね!
大黒チームは、withコロナとして専門家のきめ細かな指導を受け、感染防止対策万全でのツアーを決行したことで、予防の為の消毒作業etc.や生活習慣の改善だけではなく、歌う顔の角度やメンバーとの交差の角度、お客様が不安にならない動きのバリエーションを模索しタイミングを計算したり、先回りすることで、コロナ禍以前と見た目変わらぬパフォーマンスが出来るということを学びました。
つまり、うろ覚えの知識には不安がつきまといますが、知りつくせば自由が生まれるものだと今ツアーで体感しています。もちろんステージ内はメンバーもスタッフもPCR検査陰性軍団であること前提ですが。外からの感染リスクは否めなくても、検査結果も100%ではないかもしれなくとも、自分たちが小まめに検査をしてクリアし続けることで誰かを感染させることはないと思える、それだけで思考の柔らかさや行動の範囲・幅も広がってきます。今やどことなく緊張感が抜けない体も同じ陰性同士でいるときはリラックスしていられる気がします。ですが、まだ検査費は下がったとはいえ無症状チームには高価ですから、出来れば症状があるなしに関わらず社会的に保障して貰えたら闇雲に怯える時間が減り、withコロナという発想がひとごとではなく、踏まえて前向きに生活して行けると思うのです。
なので、まだカラオケ屋さんで仲間同士和気あいあい思う存分歌える状況ではないけれど、感染防止対策のノウハウを踏まえて工夫すれば、少人数ではあっても歌って踊って発散することも可能になってきます。引いては今の暮らしも同じに、例えば靴の裏、バックの底、着ているものを玄関先で消毒してしまえば、お部屋にウィルスを持ち込むことは無くなりますし。そのまま一気に手を洗うシャワーに入ってしまえば、綺麗なものです♪それをご家族みんなでやれていれば、外に出っぱなしのお父さんが悪者的な発想もなくなるはずです☆彡
例えば、気づけばしてしまっている顎マスクも、案外顎下・首や襟などに付着しているウィルスを口元や鼻に運んでしまうので、食事や飲み物を飲むとき、止む無く外すときはマスク自体を一度外すのが大事、なんてこと言われなきゃわからないですよね?専門家のレクチャーを受けるまでの私もそうでした。withコロナとは神経質で扱いにくい面倒くさいお隣さんとうまくやって行くようなものだと、最近思います。避けてもばったり合うし(笑)、逃れようすると追いかけられたり、、、。まずは相手の動向や言動をインプットして、予備知識があれば突然話しかけられても対処でき地雷踏まずほどよい距離で共存できる、そんな感じに似ている気がしています。だから全面的に合わせて自分の楽しみや喜びを全放棄しなくても、工夫して上手く付き合って、何ならそのおじさんがいるからこそ少しきっちり者になってる自分を褒めてあげたり、肯定的に過ごしたいなと。
長くなりましたが、歌うという作業は心にたまったものを外に放つ作業。そしてブレスでFreshな空気を希望を心に取り込むということ。だから人は歌わずにはいられないし、歌まで失くしてはいけないと思います。これまでの配信曲もそうですが、ずっと溜め込んでいる思いは歌って放って、踊って汗をかいて身軽になって、この鬱蒼としたコロナ禍を駆け抜ける「 楽しい 」「 笑顔 」という活性細胞を注入して『 心の免疫力 』 を上げて下さいね♥
2020.11.30 大黒摩季